金型・金属加工の協栄製作所
金型製造の協栄製作所
プレス加工の協栄製作所

金型コラム 型と金型はどこから来たのか?

身近で目にすることのない、型や金型。しかしながら、私たちの生活にこれらの「型」は、なくてはならない存在です。以前の金型コラムでもお話ししましたが、金型をはじめとする型を使えば、安く・早く・短時間で大量の製品や部品をつくりだすことができます。では、これらの「型」はいつごろから使われているのでしょう?

金型や型の歴史

型の歴史は非常に古く、4千周百年も前のメソポタミアではすでに「型」が使われていたようです。この当時の型は、円筒形をした石や水晶に模様や文字を彫って、粘土など柔らかな土に型を押し当てて使ういわば印刷版のようなもの。このような道具は円筒印章と呼ばれるもので、現代でも使われている「型」の一種になります。

日本では「型」は縄文時代から使われてきた

日本において「型」の登場は、縄文時代ごろまでさかのぼることになります。縄文時代はその名前の由来の通り、縄文土器の使用から命名されました。この縄文土器、モデルとなる縄型の模様を焼き入れ前の土器に押し当て、独特の形状を生み出していることで知られています。その後、ハンコや京菓子に見られるような木型がつくられ、「型」は人々の生活に無くてはならないものになっていきます。

金属をカタチづくる型「砂型」

硬い金属ですが、熱を入れて地金を溶かし、砂型を使ってカタチを成形する手法は古くからおこなわれてきました。これら砂型を使った例は、銅鐸や銅矛・銅鏡などで見ることができます。その他、青銭と呼ばれる銅貨の製造でも砂型は使われました。

金属で作られた型「金型」の登場

銅銭は一枚一枚、砂で作られて型で製造されていましたが、現在のコインはすべて金型で作られています。この金属でできた金型は、他の型と異なり非常に強度が高く、型自体を部品組みして作ることができます。先ほどご紹介したコインは、単なる金型で作られているわけではなく、プレス機械と組み合わせたプレス加工という手法で作られています。

高精度な製品を生み出すプレス金型

夏の暑い日に、自動販売機でジュースをお買い求めになった経験が「ない」という方は、いらっしゃらないと思います。この自動販売機、投入される硬貨の重さや形が統一されていないと、機能させることはできません。江戸時代の寛永通宝では、残念ながら自動販売機を開発することは不可能なのです。それほど、昔の銅銭はいびつで統一性のないものでした。

動車や電化製品はプレス金型で生み出される

自動車や家電が登場した当初は、ほぼ一から手づくりで製品が生み出されていました。しかし米国で誕生したフォードtypeTを皮切りに、一気に工業化・大量製品化のムーブメントが起こりました。日本の経済成長は、自動車・家電・玩具・パソコンなどの電子機器の製造によってもたらされました。言い換えれば、それはプレス金型の歴史でもあるのです。

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