協栄製作所の業務日記-3

2023/06/14

皆さん いかがお過ごしでしょうか?
わが協栄製作所は、お蔭さまで社員一同元気に金型制作業務やプレス加工業務にまい進しています。今日はここ最近の受注案件についてご報告させていただきます。

2面金型

「クリップ製造のための金型を2面でお願いします」との引き合いをいただきました。トン数は45tです。これは関西在中の金属加工の会社からのお見積もり依頼。協栄製作所以外にも、数社に対して「相見積」を掛けておられたようですが、価格・納期・仕様で受注を決定いただきました。嬉しい限りです。

新規で金型製作の取引を開始する運びに

昨今の中国人民元の値上がりもあり、かつて中国に進出されていた企業さんが続々と帰国されてきています。先日もそんな鳥取の「あんま機」の製造メーカーさまから引き合いが立ちました。

聞くと中国に進出されている間に、かつて地元鳥取でお取引のあった、金型メーカーさんが廃業されていたのだとか…。新たな引き合いをいただくのは嬉しいことなのですが、同業者さまが廃業されるのは寂しい限りです。どんなカタチであれ、技術は切磋琢磨して磨かれるものですからね。

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一、金型業者が海外進出に思うこと

先にも書きましたが、一時の過剰な海外進出の余波の影響がここにきて出てきているように感じる、金型製作やプレス加工に関する引き合いが最近特に多いように感じます。一般的に海外進出する動機は、「取引先の製造部門移転とそれに伴う同行」「製造単価の引き下げ」「新たな市場の開拓」といった目的があるように思います。しかし実際に海外進出された後、国内に回帰されたお取引先、数社のご担当者にお話をお伺いしてみると、「より安い労働単価を求める取引先の移転に同行できない」「現地従業員やマーケットとのシンクロの難しさ」など、むずかしい課題があったとのこと。

一、地方の金型製造業者・金属プレス加工業者の意見がなにほどのものと、笑われるかもしれませんが、マーケット、特に製造業の市場開拓や拠点移動には、入念な下準備と先見的な計画が必要なのだと感じます。

国内のプレス金型製造業者・プレス加工業者としてできること

我々、一、企業が世間の潮流に意見することはできません。しかしながら、その時流を読み考えることで、お客さまのご要望にお応えすることはできると考えています。われわれはモノ作りを行う、いわば「職人」です。これからも顧客のニースやご要望を汲み取り、「より良く」「より安く」「より高精度で」「より丁寧な対応」を心がけ、誠心誠意、プレス金型を作り金属プレス加工を行っていきたいと思います。

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